高岡万葉まつり「夕星(ゆふづつ)」
わが国最古の歌集「万葉集」の代表的歌人である大伴家持が、奈良時代に国守として在任していたことから、「万葉のふるさとづくり」に取り組んでおられる高岡市。32回目を迎える「高岡万葉まつり」はその代表的な行事。新たな取り組みとして、地元の方々が実行組織をお作りになって約3000個のいのり星®を高岡城跡の「池の端濠」に放流する景観創造イベントとして新プロジェクト「夕星(ゆふづつ)」がスタートしました。
−開催情報−
開催日 | 2012年 10月5日(金)・6日(土) |
開催場所 | 高岡城跡の「池の端濠」(西外濠) |
実施時間 | 18時00分~21時00分 |
主催 | 夕星(ゆふづつ)実行委員会 |
協力 | 天の川プロジェクト® |
放流本番当日
富山県高岡市のシンボル「高岡大仏」。そこらかほど近くに位置する高岡古城公園で開催されている「高岡万葉まつり」は高岡の秋を代表するお祭りです。
静かな外濠に浮かぶステージでは、万葉集全20巻4,516首を2,000人を超える人々が3昼夜かけて歌い継ぐという類のない貴重なイベントが繰り広げられています。
地元の方々と協力して放流準備が進められていきます。
天の川プロジェクトの活動を解説したパネルも設置されました。
高岡古城公園の遊覧船の方々に放流回収のお手伝いをお願いしました。
船長さん達です。皆さん素敵な方々でした。
天の川プロジェクトをお招きいただいた運営メンバーの方々。
皆さん和気あいあいと準備作業を行っておられました。
18時00分。
日暮れとともに万葉まつり水上ステージの側から放流開始です。
地元の方々によって連日設置されるロウソクランタンといのり星®のコラボレーション。
オレンジとブルーの灯りが混ざり、とても素敵な演出になりました。
万葉集が詠われる中、徐々にいのり星®が増えていき、幽玄な世界が静かに広がっていきます。
万葉ロマンに包み込まれる高岡古城公園。まるで星空のようです。 我々天の川プロジェクト®のスタッフも大変貴重な体験をさせていただきました。